歯とお口の健康

歯科検診の大切さ、考えてみませんか

皆さんは「老後の後悔」と聞いて何を思い浮かべますか?
患者さんからよくお聞きするのが、「もっと早く治療を始めていれば、入れ歯にならなかったかも…」「きちんと定期検診に来ていれば、歯を抜かなくてよかったかも…」といった声。
実は60歳以降の方に聞いた、振り返って若い頃にやっておけばよかったことのランキングで常に上位に位置するのが、“歯の検診、健康”に気遣っておけばよかったというものなんです。
歯周病で歯がグラグラ、、でも、そうなってからでは健康な歯は戻ってきませんよね。

■■抜歯の原因ワースト1「歯周病」■■
永久歯の抜歯原因で1位なのが歯周病です。(8020推進財団「永久歯の抜歯原因調査」より)
歯周病とは簡単に言うと、歯を支えているハグキが細菌によって侵されてしまうことから始まります。進行すると歯とハグキの間にも入り込み骨も溶かしてしまいます。

・朝起きたとき口の中がネバネバする
・歯磨きすると出血する
・ピンク色だったハグキが前より赤く盛り上がっている

これらは歯周病の初期症状。思い当たる方は見過ごさずにご相談ください。
また、むし歯が小さいうちに発見できれば歯を削る量も少なく、将来的な抜歯のリスクがぐんと下がります。

仕事や学校、子育て、趣味等忙しくて…という気持ち、わかります!
ですが、毎日の歯磨きはもちろん、年に数回の定期検診で「もっと早く診てもらっておけば..」という後々の後悔、せずにすむかもしれません。

今年、大きく生活は変わりました。そんな中でも毎日美味しく食事をし、健康であることは誰しもが望まれることかと思います。
人生100年時代と言われる今、またこの状況が落ち着き、先を見据えた定期的な受診の大切さをぜひ考えてみてくださいね。

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