歯とお口の健康

マスク生活の問題は?

マスクをつけたままの生活に皆さん慣れましたか?
これから夏本番になりますが、今年はマスクをつけての日常生活になりそうですね。

そこでマスクをつけた状態での問題点を今回は歯科の観点から見ていきたいと思います。まずマスクをすると呼吸がしづらく、より多くの空気を吸おうと鼻呼吸するのではなく口呼吸するようになることが多いことがわかっています。

そしてこの口で呼吸することこそが今回の問題点。
慢性的に口呼吸になると様々な問題が出てきます。

では口呼吸の何がダメなのか?

鼻呼吸の場合、鼻から空気を取り込む際に空気が浄化・加湿・温度調整され体内に取り込まれます。そのことにより健全な成長を促したり、健康を維持しやすいようにできています。
しかし、口呼吸の場合、加湿・加温調整されていない乾燥した空気を取り込むことになります。
また、空気中に含まれる雑菌、ウィルスなどがそのまま各器官や肺に取り込まれることにもなります。それにより、

・虫歯や歯周病になりやすい

・口臭の原因にもなる

・風邪やアレルギーになりやすい

・歯並びが悪くなる

等一部挙げましたが他にも様々な問題があります。

そして、口呼吸によって口の中が乾燥すると唾液の作用を受けられなくなります。唾液の持つ抗菌作用は、病原菌やウイルスに対する免疫力を高めたり、粘膜保護や粘膜修復、歯の再石灰化を促します。
しかし唾液が枯渇すると、これらの作用がすべて受けられず、よって虫歯や歯周病のリスクが上がります。
そして風邪やアレルギーのリスクも同じように高まります。

また、歯の並びは〈内側からの舌による圧力〉と〈外側からの唇や頬の筋肉からの圧力〉の均衡が取れる位置に自然に並ぶようになっています。
口を開けて呼吸することにより口の周りの筋肉が落ちたり、舌が正しい位置にキープされず均衡が崩れ歯並びが悪くなります。

特に成長期のお子さんの場合は骨格にも影響が出てきます。
当院では舌や口の周りの筋肉を鍛えるMFT(口腔筋機能療法)も行っております。
お子さんと親御さん楽しく鍛える方法を衛生士によって指導しています。
気になった方はお気軽にご連絡、ご相談下さい。

外出時にはマスクがまだまだ手放せない状況ですが、鼻呼吸を心がけて健康的な日々を過ごして行きましょう。

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