06-6448-4188

知覚過敏

歯がしみる…知覚過敏の原因・症状・治療法

知覚過敏の原因と症状

歯の神経は内側から順に、象牙質、エナメル質という固い歯質で覆われていますので、通常はしみることはありません。
しかし、一番表面のエナメル質が

  1. 歯ぎしりや噛み合わせの強い力によって少し削れていく
  2. 歯周病で歯ぐきのやせ、根の部分が露出する

などにより失われると、象牙質という部分が露出してきます。

この象牙質という部分は象牙細管という細い管の集まりです。象牙細管を通じ刺激(冷たいもの、甘いもの、ブラッシング)が神経に伝わり、しみるという症状を起こします。

むし歯でもしみる原理は同じなのですが、上記2つのケースは削るような病気ではありません。
つまり、特に病気ではないのに、しみるという症状が出てしまうというのが知覚過敏です。

知覚過敏の処置

知覚過敏は特に病気というわけではないので、削って詰めたら治るというわけではありません。では、どのように知覚過敏に対応していくのかというと

  • Step 1歯磨きの改善
  • Step 2しみ止めの塗布、咬み合わせの調整
  • Step 3削れた所を樹脂で詰める
  • Step 4神経を抜く

という流れになります。

Step 1歯磨きの改善
知覚過敏を引き起こす原因になっているようなブラッシングを正しい方法にすることで、刺激を減らし、エナメル質の破壊を少しでも防ぎます。
しかし、これだけで症状が無くなることはあまりありません。
Step 2-1しみ止めの塗布
露出した象牙細管をふさぐお薬を塗ります。
直接的な原因の除去にはならないため、一度での効果がないことや、塗布後、徐々に効果が薄れてくることがあります。
Step 2-2咬み合わせの調整
異常な力が加わっている歯が1本や2本に限局している場合は、歯の高さの微調整をすることでバランスをとり、原因を取り除きます。
また原因が夜間の歯ぎしりや食いしばりなどの場合は、マウスピースを作ることにより、負担を軽減させます。
Step 3削れた所を樹脂で詰める
象牙質を覆うようにプラスチックの樹脂を詰めることにより、刺激を遮断します。
キッチリ接着するので症状は和らぎやすく、効果も長期間保てますが、これも根本的な解決ではないので、過剰な負担が加わると、樹脂が剥がれてしまうことがあります。
Step 4神経を抜く
歯の神経を抜くことで、しみることそのものをなくします。
但し、これは最終手段で、患者さんが日常生活でとても冷たいものが口にできない場合や歯ブラシの時に毎回痛みがひどいなどの強い症状がある場合に、相談してということになります。