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大人と子供の矯正治療の違い

子どもの矯正治療と大人の矯正治療との違い。

娘の矯正治療が終了し、きれいな歯並びになったばかりか性格まで明るくなりとても喜んでいます。出来れば私も矯正治療に通いたいのですが、今からでも間に合うのでしょうか。(45歳、主婦)

大人の矯正治療と子供の矯正治療は、大変異なります。そのもっとも大きな違いは、成長発育という点です。
成長期にあるお子さんの矯正治療の場合は、顎(あご)の成長発育を正しい方向へ導きながら、歯を良い位置に移動していくのが、通常の治療方法です。

ところが、大人の矯正治療の場合は、すでに、成長は止まり、顎の骨の形も完成されていますので、この点が大きく異なります。また、虫歯の状態、治療済みの状況、そして歯を支える歯肉の状況など、年を重ねてきた分、子供の場合より考慮しなければいけない要素は多くなります。

しかし、大人になってからの矯正治療が悪いことばかりで、望ましくないということではありません。
本人の治したいという意思が明確であることは大変重要なことです。歯を移動する一般的な矯正治療はもちろんのこと、現在では、手術を併用する外科的矯正歯科治療も珍しくありません。

ひとそれぞれ条件が異なりますので、詳しくは、かかりつけの歯科医または専門医に相談されることをお勧めします。

大阪府歯科医師会 垣内康弘
からだの相談室Q&A 毎日新聞 2005/06/24掲載