小児矯正の1期、2期ってなに?
こんにちは。
大阪市福島区野田阪神のかきうち歯科矯正歯科です。
”小児矯正の1期、2期ってなんだろう?”
お子さんの矯正をお考えの方は、1期、2期という言葉を聞いたことがある方がいらっしゃると思います。
さて、この小児矯正の1期、2期というのは一体なんのことなのか?ということですが、
これは、1期が“小児期の矯正“、2期が“成人期の矯正“ということになります。
I期・小児期の矯正
正確にはローマ数字でI期と書き、小児期の矯正と分類されます。
小児期の矯正は、主に顎の発育が途上にあるお子さまが対象となります。上下の顎のバランスを整え、将来的に永久歯が正しく並ぶスペースを獲得するために行います。
以下のような装置があります。
・ヘッドギア
・プロトラクター(上顎前方けん引装置)
・クワドヘリックス
・急速拡大装置
・アクチバトール
など、上下のなどさまざまな装置を使って、顎の発育をコントロールします。
Ⅰ期では、明らかな歯並びの不正は修正を行いますが、少しの歯のねじれや、スキマなどの細かい調整はほとんど行いません。
II期・成人期の矯正
II期治療は乳歯が脱落し、永久歯の生え変わりが進んだお子さまが対象となります。
永久歯の生え変わりが11歳前後ですので、小学校高学年から中学生にかけて開始することが多いです。
Ⅱ期治療はいわゆる「歯列矯正」であり、細かい歯並びの乱れを調整するのが主な目的です。
みなさまがイメージされている矯正はこのⅡ期のことが多いかと思われます。
マルチブラケットを用いたワイヤー矯正やマウスピース矯正で見た目の美しさと機能的な歯並びになるように調整していきます。
かきうち歯科矯正歯科では、お子様の矯正を行う際、少し特殊な体系を取っています。
それは、“I期・II期総額制”です。実際のところ、I期では骨格のバランスを整えることがメインになるため、歯のでこぼこや、出っ歯の改善ということが完全に行われるわけではありません。
ということは、Ⅱ期も続けて行うお子さんが大半となります。その時に、また追加の費用がかかるとなると、一体いくらかかるのか?という費用面の不安が出ることと思います。
当院ではⅡ期・成人矯正を行う場合のコストと全く同額にてⅠ期からの治療を請け負っています。
つまり、小児期の矯正装置は成人矯正のコストにオールインクルーシブという体系になっています。
かきうち歯科矯正歯科の思い
かきうち歯科矯正歯科では、お子さんの時期の矯正を非常に重要視しております。
”早いうちに治療を進めた方が良い方のご負担を少しでも減らし、後々の不必要な抜歯を避けてあげたい。”
この当院開院以来、変わらぬ思いから続けている体系となります。
“ちょっと出っ歯気味なんだけど”、
“受け口のようで気になる”
“歯が抜けたのになかなか歯が生えてこない”
などのお子さまの歯並びで気になることがありましたら、是非お気軽にお問い合わせ下さい。
治療内容も費用面もわかりやすく、安心いただける矯正治療の体制を整えております。
小児矯正・矯正治療の詳しい内容はこちらをご覧ください。
院長 垣内 優一
経歴
- 大阪府枚方市出身
- 日本矯正歯科学会 認定医
- 日本口腔インプラント学会 専修医