顎関節症

こめかみあたりで音がする・口が開かなくなった・顎が痛い

当院の顎関節症の治療

顎関節症の治療については、対処療法が主です。

  • スプリント療法(マウスピース型のもの)
  • 薬物療法
  • 顎の運動療法
  • TCH(歯の接触癖)改善指導

などがあります。

マウスピース

治療の流れ

初期症状で、お口の開閉時に痛みを伴っている場合、筋肉の圧痛がある場合は、まず痛みを取り除く必要がありますので、炎症や痛み止めを処方・服用してもらいます。
近年では顎関節症の患者様にTCH(Tooth Contacting Habit:歯列接触癖)と呼ばれる歯の接触癖が多くみられることから、TCHの改善指導も同時に行うことが多いです。
改善がみられない場合は、大阪大学歯学部附属病院で温熱療法やマイオモニターという機器を使った理学治療、顎関節内へ潤滑剤を注入するなどの治療を行います。

顎関節症の治療説明

顎関節症は、原因がコレ!とひとつに特定することが難しく、多くの場合はストレスなどが引き金になるようです。
実際に症状の6~7割は、ストレスがなくなったり体調の改善によって、自然軽減されるようです。
そのため、当院では、やみくもに咬合調整をして、ご自身の歯を削ったりすることは、まずありません。もちろん、例えば右の奥歯がないなど、大きくバランスが崩れた咬み方などは、顎関節症の原因になり得ますから、そういった場合はお口のバランスを立て直す治療を、時間をかけてキチッと進めさせていただきます。

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