
乳歯が抜けたらどうする?世界のユニークな風習を紹介
こんにちは。
大阪市福島区、野田阪神の歯科医院、かきうち歯科矯正歯科です。

今日はちょっとテイストを変えたコラムです。
子どもの乳歯が抜けたとき、日本では
「上の歯は縁の下へ、下の歯は屋根の上へ投げる」
という風習がありますよね。
これは、「丈夫な永久歯が生えてくるように」という願いを込めたもの。
しかし、このような乳歯にまつわる伝統は日本だけではなく、
世界中にさまざまなユニークな風習があるんです!
1. 歯の妖精(Tooth Fairy) –欧米
欧米では、
「抜けた乳歯を枕の下に置くと、夜中に歯の妖精(トゥースフェアリー)が訪れて、
お金やプレゼントと交換してくれる」
という伝説があります。
これはInstagramでも最近は日本の子どももしているのをよくみますよね。
この習慣は特にアメリカ、カナダ、イギリスなどで広く信じられており、
子どもたちはワクワクしながら寝ることが多いのだとか。
でも親にとっては、こっそり交換するミッション付き。
12月のイベントのようですね!
2. ねずみの神様 – スペイン・フランス・ラテンアメリカ
スペインやフランス、ラテンアメリカ諸国では
「ねずみの妖精(ペレス)」が乳歯を持ち去り、
代わりにコインやお菓子を置いていく」
という風習があります。
ねずみは一生歯が伸び続ける動物なので、
「丈夫で強い歯が生えてきますように」という願いが込められているんですね。
3. 火の中に投げる!? – インド・パキスタン
インドやパキスタンでは、抜けた乳歯を火の中に投げ入れる習慣があります。
「火が歯を焼くことで、新しい歯が強くなる」
と信じられており、家庭や寺院などで行われることもあります。
4. 地中に埋める – トルコ・ギリシャ
トルコやギリシャでは、抜けた乳歯を庭や学校の敷地に埋めることが一般的です。
「歯が大地の力をもらって強くなる」
「学びの場に埋めると賢くなる」
といった願いが込められていると言われています。
5. 鳥に食べてもらう – 韓国
韓国では、抜けた乳歯を屋根の上に投げ、
「カササギ(鳥)が拾って持っていくと、新しい歯が強く生えてくる」
と言われています。日本の「屋根の上に投げる」習慣と似ていますね。
いかがでしたか?
世界の乳歯文化はどれもユニーク!
こうして見ると、世界中で
「健康で丈夫な歯が生えてくるように」
という願いが込められた習慣があることがわかりますね。
日本の「屋根の上に投げる」風習も、世界の伝統と共通するものがあると考えると面白いですね!
あなたのお子さんの乳歯が抜けたら、どの国の風習を試してみたいですか?
私の息子の時は、
欧米の「トゥースフェアリー」を試してみようかなと思っています。
枕の下にそっと歯を置いて、翌朝の驚く顔を見てみたいものです!
院長 垣内 優一
経歴
- 大阪市福島区出身
- 日本矯正歯科学会 認定医
- 日本口腔インプラント学会 専修医