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2026.03.02

【高齢者の口腔機能低下症とは?】オーラルフレイルを防ぐ簡単トレーニング法

こんにちは。
大阪市福島区、野田阪神の歯科医院、かきうち歯科矯正歯科です。

年齢を重ねると、体力や筋力が低下することはよく知られています。
実は「お口の機能」も同じように変化していきます。
・噛む力(咀嚼力)
・飲み込む力(嚥下機能)
・舌や唇の動き
・唾液の分泌量
などは加齢とともに少しずつ低下します。

その結果、
「硬いものを避けるようになった」
「食事に時間がかかる」
「むせやすくなった」
「滑舌が悪くなった」
といった症状がみられることがあります。
これらは単なる老化現象と片づけられがちですが、実は全身の健康状態とも深く関係しています。

近年注目されている概念に「フレイル」があります。
フレイルとは、健康な状態と要介護状態の中間にあたる段階のこと。
そして、心身の活力が低下している状態を指します。

特にお口の機能低下は「オーラルフレイル」と呼ばれ、フレイルの入り口ともいわれています。
噛みにくいからと柔らかい物ばかり食べるようになると、
咀嚼筋がさらに衰え、栄養バランスも偏りがちになります。
結果として、筋力低下や体重減少を招き、転倒や要介護リスクが高まるという悪循環に陥ることもあります。

しかし、こうした変化は早い段階で気づき、適切なトレーニングを行うことで予防・改善が可能です。特別な器具がなくても、日常生活の中で取り組める方法がいくつもあります。

実践したいお口のトレーニング

まずおすすめなのが「パ・タ・カ・ラ体操」です。「パ」は唇、「タ」は舌の前方、「カ」は舌の奥、「ラ」は舌全体の動きを鍛えます。
それぞれをはっきり大きく、素早く発音することで、口周囲の筋肉を効率よくトレーニングできます。
1日数回、10回ずつを目安に行うとよいでしょう。

次に、舌の筋力トレーニングです。
舌をまっすぐ前に出して5秒キープする運動。
上下左右にゆっくり動かす運動は、飲み込む力の維持に役立ちます。
また、頬をふくらませたり、すぼめたりする運動も口周囲筋の強化につながります。

さらに大切なのが「よく噛んで食べる習慣」です。
一口につき30回を目標に意識して噛むことで、咀嚼筋が刺激され、唾液分泌も促進されます。
唾液には消化を助ける働きや、口腔内を清潔に保つ役割があり、むし歯や歯周病の予防にもつながります。

まとめ

お口の機能は、全身の健康の入り口です。
「少し食べにくくなった」「話しにくい」
といった小さなサインを見逃さず、早めに対策することが大切です。

年齢を重ねても、自分の口でしっかり食べ、会話を楽しめることは生活の質を大きく左右します。
当院では、お口の機能評価や個々の状態に合わせたトレーニング指導も行っています。
気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
日々の積み重ねで、いきいきとした毎日を支えていきましょう。

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監修者情報

院長 垣内 優一

歯の治療と聞くと、「苦手」や「不安」を感じる方も多いと思います。
大阪市福島区・野田阪神の「かきうち歯科矯正歯科」では、そうした気持ちを少しでも和らげるため、患者さまとしっかりとコミュニケーションを取り、一人ひとりに根拠ある適した治療を提供することを心がけています。
5年後、10年後にも「ここで治療を受けて良かった」と思っていただけるよう、日々研鑽を積みながら、皆さまとともに歩んでいきたいと考えています。

経歴

                   
  • 大阪市福島区出身
  • 日本矯正歯科学会 認定医
  • 日本口腔インプラント学会 専修医
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