審美歯科

cosmetic_dentistry

患者様の描く理想を共有した審美治療

選ばれるには理由がある

当院では治療前に患者様の希望をしっかりとヒアリングする事で、まずは患者様に求められているゴールを理解することを大切にしています。銀歯や黄ばんだ歯を白くすることは他の歯科でも可能ですが、ただ綺麗に整えるだけでなく患者様の理想とするゴールに向けてドクターが適していると考える治療計画を提案し、しっかりと相談をする事で、より満足いただけるゴールを目指します。

このために当院はスキル、機材、環境を整え、日々新しい技術の習得にも励んでいます。

当院のこだわり

検査、診断の徹底

審美治療において、その方にあった歯の美しさの原則を把握するには、じゅうぶんな検査、診断が必要です。
当院では口腔内写真、歯の模型はもちろん、顔貌写真、CTでの検査を行い、さらに治療が複数歯にわたりゴールがイメージしにくい場合には、完成形をイメージした模型を作製するなど多岐にわたる資料を揃えます。
これは、患者様が理想とするゴールと私たちが目指すゴールを限りなく近づけていくためには非常に重要な過程であり、これらの資料を元に技工士と連携し、考慮することで患者様にご満足頂ける、よりよい治療を実現することが出来ます。

基本治療の徹底

審美治療において、歯の表面だけを美しく整えるだけではなく口腔内の環境を整えることも重要な治療となります。歯ぐきが腫れて真っ赤な状態であったり、その歯の根がボロボロの状態であれば、治療後もすぐに問題が出てきてしまいます。対象の歯の周りの歯ぐきがじゅうぶんに整えられていること、歯そのものが強度を保てる状態であること、正しい噛み合わせになっていることなど、ひとつひとつの状態を確認しながらゴールへと向かいます。この行程は、その歯が永く持つために絶対に必要なものですので、妥協することはできません。

もし問題があった場合は当院内にてそのまま治療が可能なので、治療により問題を解決しながらゴールを目指す事も可能です。

目標達成のためのたゆまぬ追求

様々な検査をしてゴールを設定しても、それを実現するためのスキルがなくては意味がありません。当院は日々多くの審美治療を行っており、日々そのスキルを向上させるための取り組みを行っています。また、磨かれたスキルを存分に活用するために、当院では器材にもこだわりを持っており、現在当院では世界の審美歯科のスペシャリストが用いている器材を使用しております。

歯科用ルーペ
歯科用顕微鏡
圧排コード
シリコン印象

審美専門の歯科技工所との連携

理想のゴールに向けた治療計画を現実のものとするためには、患者様のお口の中を完璧な状態にするだけではなく、最後にかぶせるもののクオリティーも重要となります。これには細かい要望を満足するための熟練の技術が求められることが多くあります。

当院では、安心して審美的なセラミックの作成を任せられる株式会社violaという歯科技工所と提携しています。自ら、必要に応じて、色（シェード）・形態の確認を行い患者様のご要望をしっかり反映した審美的な技工物を創り上げる優れた歯科技工所です。株式会社violaとの提携により安心して患者様にセラミックをご提案、ご提供する事が可能です。

装着からメンテナンスの充実

万全の環境と美しいかぶせものを準備出来ても、装着に不具合があると全てが台無しになってしまうため、装着はしっかりと想定した位置に綺麗に収まっていることを徹底して確認します。また、装着に使う接着剤がはみ出て残ってしまうと、歯ぐきの炎症や、後々のむし歯、歯周病のリスクにつながるため、確認の際は歯科用顕微鏡を用いて接着剤の取り残しがないかのチェックを行います。この徹底したチェックにより、治療計画に沿った理想のゴールを高いレベルで実現しつつ、リスクを出来るだけ減らし長く持つ美しい歯を整えます。

また、メンテナンスの際にもセラミックなどが傷つかないように、専用の特殊な器具を用いて清掃するなど患者様の状態に合わせた対応を行うことで、いつまでも白く美しい歯と健康な歯ぐきが保たれることに、全力を注いでいます。

審美材料

セラミック

オールセラミックは、金属を全く使っていない白く透明感のある素材で、審美性に優れた素材です。当院では、一般的なセラミックの約10倍の強度を持つジルコニアフレームにセラミックを焼き付けることで、長く使う事が出来る高い強度を実現しています。実際の作成の際は当院と提携している株式会社violaの審美専門技工士が手作業で、患者さま一人一人にあった色調、形態になるよう、セラミックを焼き付けていきます。素材の素晴らしさだけでなく、技工士の優れた技術により、歯科医師でも天然の歯と見分けがつかない自然な仕上がりを実現しています。

ジルコニア

ジルコニアのみで作られた被せ物で、白く強度が強いという特徴があります。人工ダイヤモンドと言われるほど優れた強度を持ち合わせているため、噛む力を必要とする奥歯や、歯ぎしりの癖がある方に向いています。しかし、上記のセラミックと違い、表面にセラミックを焼き付けるという工程がないため透明感や色調が単調になり、セラミックに比べるとやや白っぽく仕上がります。そのため前歯などの審美性が求められる歯には、強度と審美性を兼ね備えたジルコニア＋セラミックの2層構造の素材を使う事を推奨しています。

e.max

セラミック素材の一種、二ケイ酸リチウムのガラスセラミックという素材で、ガラスセラミックを強化した材料です。ガラス由来の優れた透明感と、オールセラミックにも劣らない色調の再現性が特徴です。また、強度も非常に優れており、天然歯と同じ水準の強度を持っています。このことから、美しさの求められる前歯から強い力のかかる奥歯まで様々な場所に使用が可能です。高い生体親和性を誇り、アレルギーなどの心配もない所なども好材料といえます。

ハイブリッドセラミック

セラミックの硬さとプラスチックの柔軟性を併せ持った被せ物です。純セラミックの硬さに対応できない歯に適しています。金属のフレームにハイブリッドセラミック（白い部分）を施して作られるため、強い力がかかると白い部分が割れることがあります。また、プラスチック成分が含まれているため、使用とともに徐々に変色することがあります。

メタルボンド

メタルボンドは、金属の土台にセラミックを焼き付けた詰め物や被せ物です。金属の土台により高い強度を持ち、変色しにくいのが特徴です。ただし、金属アレルギーの方には使用できませんが、奥歯の歯ぎしりが気になる方にも適したセラミック治療としておすすめです。

ゴールド

「金合金」を使用した詰め物・被せ物です。見た目の面では金属のため審美性には欠けますが、長期間使用しても劣化せず、変色しないという特長があります。また、強度が高く、再発する虫歯が起こりにくいとも言われています。

ラミネートベニア

ラミネートベニアは、歯の色をした薄いセラミックの板を付け爪のように貼り付けることで、変色した歯や、形や位置が不正な歯の見た目を審美的に整えることができます。歯の表面に張り付けるという治療法なので、歯の表面をごくわずかに削る、もしくは全く歯を削らずに治療ができることから、歯の健康を損なわずに治療ができ歯に優しいのが特徴です。また、完全セラミックのため金属を使用したおらず、金属アレルギーでも問題無く使用する事ができます。

ファイバーコア

歯の根の治療後には、歯を補強し、かぶせの土台となる部分（コア）が必要となりますが、従来の金属の土台では歯の硬さと土台の金属の硬さが大きく異なるため、どうしても歯が割れやすくなることが難点でした。ファイバーコアは天然歯に近い適度な硬さを持っており、歯に力が加わった際、歯のたわみに合わせたしなりで受け止めてくれます。それにより、残っている歯根への負担が少なく、長く使っていても歯の破折のリスクが大幅に下がり、歯にとって優しく歯の寿命が長くなる材料と言われています。

本体の色が白く光の透過性があるファイバーコアは、歯茎の際が黒くなることがなく、コアの上からセラミックなどの被せ物をした際も本物の歯のように透明感のあるキレイな歯が再現できます。