子どもの歯ぐきが腫れている原因とは?考えられる病気と治療法を解説
こんにちは。
大阪市福島区、野田阪神の歯科医院、かきうち歯科矯正歯科です。
「子どもの歯ぐきが赤く腫れている」
「歯ぐきにぷくっとしたできものができている」
「痛がってご飯を食べにくそう…」
このような症状で受診されるお子さんは少なくありません。
歯ぐきの腫れにはさまざまな原因があり、中には早めの治療が必要なケースもあります。
今回は、子どもの歯ぐきが腫れる主な原因と治療法についてご紹介します。

子どもの歯ぐきが腫れる主な原因
① むし歯による歯ぐきの腫れ(歯の根の感染)
最も多い原因の一つです。
むし歯が進行すると細菌が歯の神経まで達し、さらに歯の根の先で炎症を起こします。
すると歯ぐきに膿がたまり、
- 歯ぐきがぷくっと膨らむ
- 白いできものができる
- 押すと膿が出る
といった症状が現れることがあります。
過去に乳歯の深い虫歯を治したことがあると、起こりうる症状でもあります。
治療
- むし歯の治療
- 感染した神経の治療(乳歯の根の治療)
- 必要に応じて抜歯
乳歯の神経の治療になった場合に、よく尋ねられるのが、
「永久歯は大丈夫なんでしょうか?」ということです。
乳歯の神経の治療が、直接的に永久歯の神経のダメージになることはありませんのでご安心ください。
② 歯みがき不足による歯肉炎
歯と歯ぐきの境目にプラーク(歯垢)がたまると、歯ぐきが炎症を起こします。
症状は、
- 赤く腫れる
- 歯みがきで出血する
- 痛みは少ない
ことが多く、比較的初期の段階で改善しやすい病気です。
治療
- 歯科医院でのクリーニング
- 正しい歯みがき指導
- フッ素塗布や定期検診

③ 生え変わりによる歯ぐきの腫れ
乳歯から永久歯へ生え変わる時期には、一時的に歯ぐきが腫れることがあります。
永久歯が生えてくる途中で、
- 少し膨らむ
- 軽い痛みがある
程度であれば、自然に治ることがほとんどです。
ただし、強い痛みや腫れがある場合は歯科医院で確認してもらいましょう。
④ 歯がぶつかった後の炎症
転倒やスポーツなどで歯をぶつけた後に歯ぐきが腫れることがあります。
歯の神経がダメージを受けて数週間〜数か月後に腫れが現れる場合もあるため、ぶつけた記憶がある場合は早めの受診をおすすめします。
子供の場合は、神経がダメージを受けても回復することがあります。
こちらも経過を追うことが大切です。
こんな症状があれば早めに受診しましょう
次のような症状がある場合は、早めの受診が安心です。
- 強い痛みがある
- 顔まで腫れている
- 膿が出ている
- 発熱がある
- 食事ができない
- 腫れが何日も続いている

歯科医院ではどんな治療をするの?
原因によって治療方法は異なります。
- むし歯の治療
- 乳歯の根の治療(根管治療)
- 歯石や歯垢の除去
- 正しい歯みがき指導
- 必要に応じて抗菌薬の処方
- 保存が難しい場合は抜歯
当院では、お子さんが安心して治療を受けられるよう、一人ひとりの年齢や性格に合わせた診療を行っています。
まとめ
子どもの歯ぐきの腫れは、
- むし歯
- 歯肉炎
- 生え変わり
- 外傷
など、さまざまな原因で起こります。
「少し様子を見よう」と思っていても、原因によっては早めの治療が必要なことがあります。
お子さんの歯ぐきの腫れが気になる場合は、自己判断せず、お気軽に当院までご相談ください。
院長 垣内 優一
経歴
- 大阪市福島区出身
- 日本矯正歯科学会 認定医
- 日本口腔インプラント学会 専修医