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2024.11.16

虫歯予防の新常識って??

こんにちは。
大阪市福島区、野田阪神のかきうち歯科矯正歯科です。
食欲の秋ですがついつい甘いものも食べてしまうといった方も多いのではないでしょうか?
食事と虫歯はどう関係しているのでしょうか?
今回は虫歯予防の新常識についてのお話です。

虫歯の模型

虫歯になりやすい食生活とは

口の中では歯の表面で、
食事や飲み物の摂取により脱灰(歯が溶けること)と、
唾液による再石灰化(歯が修復されること)が繰り返しています。

その積算が結果として虫歯となります。
そのプロセスの中で、
糖の摂取回数が少ない=脱灰時間が少ない
となります。
つまり飲食回数が増えれば増えるほど、虫歯は増えます。
では、虫歯のリスクを低く抑えるためには、
糖を含む飲食を1日何回までとするのが良いでしょうか?

それは、4回までです!

砂糖が多量でも、食事と一緒なら虫歯の増加は非常に少ないとされているので、
甘いものが欲しい時は
食後のデザートとして摂取する方が虫歯のリスクは下げられます。

フッ素の応用は?

フッ素は歯の結晶構造を強固にし、虫歯予防に効果があるのは皆さんご存知の通りです。
家庭で使用する歯磨き粉にも大抵フッ素は含まれています。
では、年齢別に推奨される歯磨き粉のフッ素濃度や量が異なることはご存知でしょうか。

  • 0〜3歳 450ppm  すりつけ
  • 3歳〜5歳 950ppm グリンピース
  • 6歳以上 1450ppm たっぷり

6歳以上では高濃度のフッ素含有の歯磨き粉をたっぷり使うことが推奨されています。
ただし、それより小さいお子さんでは濃度が高すぎるので、
小さいお子さんがいらっしゃる家庭では高濃度の歯磨き粉は手の届かないところに管理しましょう。
当院では、お子様から大人まで使える歯科医院用の歯磨き粉も紹介・販売しています。

また、せっかく歯磨き時に行き渡ったフッ素は何度も口をゆすぐと洗い流されてしまいます。
なので、虫歯の効果を高めたい時は少量の水で一回だけゆすぐ方が効果的とされています。

皆さんも食事の仕方や歯磨きに気を付けながら
これからも健康的な歯を維持していきましょう
当院の予防歯科についてはこちらから

監修者情報

院長 垣内 優一

歯の治療と聞くと、「苦手」や「不安」を感じる方も多いと思います。
大阪市福島区・野田阪神の「かきうち歯科矯正歯科」では、そうした気持ちを少しでも和らげるため、患者さまとしっかりとコミュニケーションを取り、一人ひとりに根拠ある適した治療を提供することを心がけています。
5年後、10年後にも「ここで治療を受けて良かった」と思っていただけるよう、日々研鑽を積みながら、皆さまとともに歩んでいきたいと考えています。

経歴

  • 大阪府枚方市出身
  • 日本矯正歯科学会 認定医
  • 日本口腔インプラント学会 専修医