乳歯が生え替わるために抜けるまで、ほうっておくかどうかの判断。
子どもの乳歯は抜けるまでほうっておいてよいのですか。
基本的に乳歯が虫歯等によって崩壊したりしていなければ、後続する永久歯がはえてくるまで乳歯を抜いたりする必要はありません。ただ、後続する永久歯がはえてきているのに、はえてきた場所が内側であったり外側であったりして乳歯が抜けない場合は、当該乳歯の抜歯が必要になります。
また、乳歯の後続する永久歯が生まれつき無い場合や、頻度はそれほど多くありませんが、乳歯が骨と癒着している場合もあります。このような場合では、症例ごとに適切な処置が変わってきます。永久歯への交換がうまくいっているか。後続する永久歯は問題ないか。かかりつけの先生にチェックしていただくことをお勧めします。
歯の新聞 3面掲載